蛍の寿命が短いと思われる理由や生態について子供にも分かりやすく!

一昔前までは、夕涼みがてら家族そろって蛍を見に出かけたものです。もちろん都会の真ん中ではありませんが、川は今のように汚れてはいなかったのです。

黄色い光が飛び交うさまを、「ホーホーホタルこい あっちのみずは にがいぞ、こっちのみずは あまいぞ、ホーホーホタルこい」と歌いながら飽きることなく見入っていました。

蛍が浴衣の袖にちょこんと止まることもありました。

ホタルの寿命は大変短いのです。これは成虫になってからの寿命ですが、5日間~10日間程しか生きられないのです。この短い間に私たちは蛍の観賞をしているのです。

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ゲンジボタルの生態や寿命について見てみましょう!

 

実際の寿命は、蛍観賞が終わるころに、メスが川辺の岩場で湿気の多い苔に卵を産みます。産み付けられた卵は一ヶ月ほどで孵化します。孵化というのは卵からかえること、幼虫になって卵から出てくることです。

 

幼虫は川の中へ入って水中で約10か月ほどかけて成長します。この間に6回ほど脱皮を繰り返し、餌はカワニナやタニシなどを捕まえて食べます。

水中で成長した幼虫は、春が来るのを待っています。4月末から5月の小雨の降る午後7時以降に、岸へ上がるといわれています。この時すでに光を発しながら上がってきます。

岸に上がった幼虫は今度は土の中に潜って繭を作ります。繭になっておよそ30日ほどでさなぎに代わります。さなぎになって2週間ほど経つと、いよいよ外に出る時が来るのです。

 

これを羽化するといいます。羽が生えて飛べるようになるのです。これでようやく成虫になったわけですが、ここからが5日~10日ほどの短い寿命となるのです。

だから蛍は寿命が短いわけでは無く、正確には成虫になってからの寿命が短いということです

なので蛍の寿命が短いとみなさんが思う理由は成虫になってからしか見てないからなんですね。

確かに人間と比べると寿命は短いですが・・・

日本に生息しているゲンジボタルやヘイケボタル、クメジマボタルの幼虫は、川の中に移動して淡水の中で成長し、タニシやカワニナなどを餌として食べています。

 

この様に水中に棲んで成長する蛍は、日本に生息しているゲンジボタルや、ヘイケボタル、クメジマボタルの3種類だけのようです。その他の多くの種類は、陸上で生息しています。

殆どの蛍は成虫になると、口が退化しているため、餌は食べず水分だけを摂取して生きています。短い成虫の命をつなぐのは、幼虫時代に蓄えた養分のみで生きながらえるのです。

夜には光で交信しながら飛び交って、メスを求めています。その間夜露などを少し飲むだけです。海外の蛍には、成虫になっても他の昆虫を餌としているものもあるようです。

夏になって蛍が飛び交うのはこのためだったのです。メスのほうが体は大きくて、葉に止まったままでいることが多いようです。そしてメスは岩場に卵を500個ほど産み付けます。

交尾が終わったオスの仕事は終わりました。メスも卵を産むと仕事は終わりです。蛍の一生はこうして終わるのです。何も食べずに繁殖活動をする。それが彼らのミッションなんですね。

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ゲンジボタル

ゲンジボタルが一番大きく光ります。分布は鹿児島県~青森県にかけて生息しています。

オスの発光器は二つあり、メスに比べると発光器は大きい。飛び回っているのは殆どオスで、飛びながらメスと光で交信しています。体長は約15㎜ほどです。

 

メスの発光器は一つで、葉っぱの上でオスの光に応えて光を出します。体長はオスより大きく、約20㎜です。

 

ヘイケボタル

分布は日本、朝鮮半島、中国東北部、東シベリア、千島列島などで生息しています。

幼虫は田んぼなどの止水域で生息し、ゲンジボタルと違って、川や田でよくみられます。

 

体長はオス8㎜、メス10㎜。発光器はゲンジボタルと同じですが、ゲンジに比べると光は弱い。ゲンジボタルが終わるころから発生が始まり、9月ごろまで見られることもあります。

 

ヒメボタル

幼虫時代は陸上で過ごします。餌はカタツムリなどを捕食します。したがって、水が全くない場所、たとえば林などでも見ることができます。発光の明滅はヘイケボタルより強く、フラッシュのような光を出します。

 

私たちがホタルを観賞する時は、蛍の生涯の最終章です。およそ1週間の生き様を垣間見るわけですね。人間ならば結婚してさあこれからという時に、蛍の火は消えるのです。

なにか綺麗ですが儚い感じもしますね。

だからこそきれいで、見るものをひきつけるのかもしれませんね。




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